レバレッジとは ※FX用語解説
レバレッジとは、日本語でいうと「てこの原理」です。
FXの取引でいうレバレッジとは、少ない資金で大きな金額を動かすということ。
例えば、レバレッジ2.0倍の場合、10000円で20000円分の金額を動かすことができます。
レバレッジ2.0倍、証拠金10000円で1ドル=100円のドルの「買い注文」をしたとしましょう。
合計通貨量は、レバレッジ2.0倍なので、200枚です。
1ドル=101円となった時、1円×200枚=200円の利益が生み出されます。
これが、レバレッジ3.0倍ならば300円。
4.0倍ならば、400円となります。
一見お徳のようにみえますが、そんなに甘くはありません。
損失の場合も、そのレバレッジに対応した損失が適応されるのです。
1ドル=99円となった時、‐1円×200枚=‐200円の損益が生み出されます。
これが、レバレッジ3.0倍ならば‐300円。
4.0倍ならば、‐400円となります。
証拠金自体は10000円のままなので、あまりレバレッジを上げすぎると、すぐにロスカットされてしまいます。
このように、レバレッジは大きな利益をもたらしてくれる一方で、大きな損益ももたらす可能性がある「諸刃の剣」です。
レバレッジを設定する時は、証拠金の額に応じて、適切なレバレッジをかけましょう。